北朝鮮の兵士約10人が南北の軍事境界線を侵犯し、韓国軍が警告射撃を行いました。
韓国軍の合同参謀本部によりますと、8日午後5時ごろ、東部戦線の非武装地帯で北朝鮮兵士約10人が軍事境界線を南側に越えました。
韓国軍が直ちに警告放送と警告射撃を行ったところ、北朝鮮兵士は北側に戻りました。
韓国メディアは、韓国軍関係者の話として北朝鮮兵士の一部は武装していて、偵察目的だったとみられると報じています。
北朝鮮の兵士は、2024年6月にも、中部戦線の非武装地帯で軍事境界線を侵犯したことがあり、この時も韓国軍が警告放送と警告射撃を行いました。