高値が続くキャベツは、生育が順調で価格が落ち着き始めています。
農林水産省によりますと、先週の野菜の平均小売価格は、「ネギ」は平年の1.6倍、「キャベツ」は1.5倍、「ニンジン」は1.4倍でした。
「ネギ」は冬に雨が少なかったため、細い傾向にあるということで、4月中は平年よりも高い見通しだとしています。
「キャベツ」は、2024年11月から2倍以上の高値が続いていましたが、春になり天候に恵まれたことなどで5カ月ぶりに2倍を切りました。
農水省は「出荷が好調なホウレンソウやハウス栽培のキュウリなどは手に取りやすい価格になるだろう」としています。