春休みが明け、鹿児島県内の公立小学校には子どもたちの声が戻ってきました。
鹿児島市の紫原小学校では始業式の後に入学式もおこなわれ、新一年生が初めての学校生活をスタートさせました。
午前8時半ごろ、紫原小学校の校庭には春休みを終えた子供たちの姿がありました。
晴天に恵まれ、2025年の始業式は外での開催です。
新たなクラスになり、担任も紹介されました。
5年生を担当する教師
「お願いします!」
始業式の後は入学式です。
ランドセルを背負い、おめかしした新入生が桜の下で写真を撮るなどハレの日を祝っていました。
新入生
「(おめでとうございます)ありがとうございます」
Q.今の気持ちは?
「楽しみです」
保護者
「ドキドキと心配と入り交じりながら『もう1年生なのか』という気持ち」
新入生
「ドキドキする、初めてだから」
保護者
「友達をたくさん作って毎日、楽しく行ってくれることが一番」
2025年、紫原小には79人の新入生が仲間入り。
児童代表の6年生が歓迎の言葉を贈りました。
児童代表6年生・外園 蒼太さん
「小学校ではたくさんの事を学習します。今まで知らなかった事を知ることができたり、できなかった事ができるようになったりしてとても楽しいです。あしたから皆さんと一緒に過ごせると思うととてもうれしいです」
新一年生の代表は、はっきりとした口調で誓いの言葉を述べました。
新入生代表・矢野 葵惟さん
「勉強は体育と算数を頑張ります。また、みんなとお友達になれるように一緒にいっぱい遊びたいです」
やや緊張した面持ちの新入生たち。
8日から学校で過ごす1日の流れや決まり事を学び、学校生活がスタートします。
一方、鹿児島県南種子町では新一年生に、めで“タイ”贈り物です。
これは南種子町漁協が子供たちにもっと魚を食べてもらおうと、10年前から続けていて、2025年は町内8つの小学校に入学した53人の新一年生ひとりひとりに県内産のタイ2匹が贈られました。
「おめでとうございます」
「ありがとう」
南種子町立島間小学校1年・河脇 光凜さん
「焼いてもらって食べます」
光凜さんの父・河脇和也さん
「学校に行くのが楽しいと思って行ってくれたら、それだけで十分です」
南種子町漁協・原 晃指導事業課長
「魚食普及の一環と、お祝いとして新一年生にお渡ししてます。魚離れが結構多くなってきたので、これを機に魚を食べていただきたい」