うれしいニュースです!
6日、バレーボールVリーグのプレーオフ決勝が千葉県で行われ、鹿児島県日置市を拠点に活動するフラーゴラッド鹿児島がフルセットの末勝利し、見事、Vリーグ初代王者に輝きました。
地元・日置市ではパブリックビューイングも行われ、会場は歓喜に包まれました。
激闘の模様をたっぷりとお伝えします。
井上キャスターの取材です。
優勝まであと1勝。
フラーゴラッド鹿児島・長友優磨キャプテン
「おはようございます。頑張ります!」
井上彩香アナウンサー
「まもなく決勝戦が始まります。会場には多くのフラゴラファンが全国から集まりました」
フラゴラファン
Q.どちらから?
「東京です。強いんですけど三重も。でも勝つぞ!って」
プレーオフ準決勝から関東滞在
「こっちにいる間は、神社回ってお寺行って必勝祈願です。優勝するって信じてるんで」
鹿児島から来た2人
「フラゴラがんばれー!!」
一方、チームの本拠地、日置市ではパブリックビューイングに約120人が集結。
フラゴラファン
「応援しています。鹿児島から」
「優勝して欲しいのでみんなで力を合わせて頑張って欲しいです」
「フラゴラファイトー!」
西地区2位の青いユニホーム、フラーゴラッド鹿児島は西地区1位のヴィアティン三重と対戦。
レギュラーシーズンはフラーゴラッドが2勝していますが、地区優勝したのは三重。
3月22日の試合で利き腕の左手を負傷したキャプテンでエースの長友。
万全の状態ではないものの、テーピングをして運命の一戦に臨みます。
第1セットはその長友のスパイクで幕開け。
その後も気持ちのこもったスパイクを連発します。
しかし、惜しくも20対25でこのセットを落とします。
それでもフラゴラは第2、第3セット、もう一人のエース6番・笠利が魅せます。
ノータッチエースに…強烈なバックアタック!
チームに勢いをもたらし、第2、第3セットを連取します。
しかし、三重も譲らず、第4セットを奪われ、優勝の行方は第5セットへ。
一進一退の展開の中、怪我明けの長友が足をつり、コート外へ。
その後、三重に最大3点差をつけられてしまいます。
厳しい状況に追いやられますが、ここからキャプテンに託された仲間たちが意地を見せます。
11対11と同点に追いつきます。
そして迎えたマッチポイント…
フラーゴラッドがフルセットの激闘を制し、Vリーグ初代王者に輝きました。
フラゴラファン
「誇らしいなと思って…自慢のチームです」
「本当に今シーズンお疲れ様でしたと声をかけたいです」
「感動です(涙)」
Vリーグチームのなかった鹿児島に2021年に誕生したフラーゴラッド鹿児島。
日本のバレー界にまた一つ歴史を刻みました。
Vリーグ初代王者 フラーゴラッド鹿児島・長友 優磨キャプテン
「ああ疲れた~!!!(笑)なんかホッとしたというか、『みんなありがとう』という気持ちで涙が出ました」
Vリーグ初代王者 フラーゴラッド鹿児島・小川 貴史監督
「本当にこの18人が大好きだった。いいバレーできたなと。来シーズンにさらにレベルアップする糧になったと思います」
バレーボールは今シーズンからトップリーグのSVリーグとVリーグの2つのリーグが新設されました。
Vリーグ優勝によるSVリーグ参入はないんですが、フラーゴラッドは見事Vリーグの初代王者となったわけです。
さて、そんな快挙を成し遂げたフラーゴラッドの選手たちは、つい先ほど鹿児島に到着したということです!
現地で取材をしていた井上アナウンサーが中継に出ています。
井上さん!
井上彩香アナウンサー
「はい!きょうは鹿児島空港の一室をお借りしましてお届けしていきたいと思います。
「こちらには初代Vリーグ王者、フラーゴラッド鹿児島から2人のエース、キャプテンの長友選手と笠利選手にお越し頂きました!」
フラーゴラッド鹿児島・長友優磨キャプテン 笠利 真吾選手
「帰ってきたよ~!」「ただいま~!!」
※詳しい中継内容は動画をご覧ください。