中国は福島第一原発周辺の海水調査で、2回連続「異常なし」と発表しました。
中国国家原子力機構によりますと2025年2月、福島第一原発周辺で海水や海洋生物のサンプルを採取し分析した結果、放射性物質の濃度に異常はみられなかったと発表しました。
これで中国によるサンプル検査は、2024年10月に続き2回連続で「異常なし」となります。
中国は2023年から日本産水産物を輸入停止していますが、日中両国は2024年9月、追加のモニタリング調査の結果を踏まえ段階的に輸入再開に合意していて、今回の結果発表が今後の輸入再開につながるか注目されます。