アメリカ国防総省は4日、NSA=国家安全保障局のトップを解任したと発表しました。
現地メディアは、極右の女性活動家がトランプ大統領に解任を働きかけたと報じています。
国防総省は、傘下の情報機関で世界各地の通信傍受などを担うNSAのトップ、ホーク局長を解任したと発表しました。
国防総省の報道官は声明で、「ホーク氏の国家に対する数十年にわたる功績に感謝する」と発表しましたが、解任の詳しい理由は明らかにしていません。
これに関連してワシントン・ポストは、極右の女性活動家が今月2日にトランプ大統領と面会した際、トランプ氏に忠実ではないとして複数のNSA職員とともに解任を働きかけたと報じています。
この女性活動家についてトランプ氏は3日、記者団に対し「優れた愛国者で、時々助言を聞き、決断を下す」と語っています。