観光地の駐車場で強風にあおられた車のドアが隣に停まっていた車に激突。ぶつけられた車はボディーが大きくヘコみ、ドアも開かなくなったが加害者はそのまま走り去ったという。被害者は「逃げるのは悪質」と憤っている。
強風がもたらしたトラブル
神奈川・箱根町の人気観光地、大涌谷で3月27日、ドライブレコーダーに思わぬ瞬間が写っていた。

駐車中の車のドライブレコーダーが、空いていた隣の駐車スペースに別の車が駐車する様子を捉えていた。隣の車の助手席の人物がドアを開けようとした次の瞬間…
風にあおられて車のドアが勢いよく開き、ドライブレコーダーの車に「ドン!」。

ドアを開けた際に開き過ぎて隣の車にぶつけてしまう、いわゆる“ドアパンチ”をされてしまったのだ。
車の持ち主は「ぶつけられたボディーは結構深くヘコんでしまって」と話す。

被害者が車に戻ると運転席側のドアには大きなヘコみと擦り傷が出来ていて、ドアも開かなくなってしまったという。

しかもドアパンチをした車は、被害者が車に戻るのを待たずに走り去っていったのだ。
「逃げるっていうのはどうなのかな」
車の持ち主は「風が強かったので、その日風で(ドアが)持っていかれたのはしょうがないかなとは思うんですけど…」と話す。

標高1000m以上の大涌谷は、吹きさらしの場所であるため、強風時には瞬間風速が40m以上に達することもあるという。
車の持ち主は「逃げるっていうのはどうなのかなと。これは悪意極まりないなと…」と話している。
(「イット!」4月2日放送より)
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