新社会人も様々な知識を得て仕事を覚えていきます。この春秋田市のホテルに入社した新入社員が2日、社会貢献活動の一環で地域の清掃活動に汗を流しました。
秋田市の秋田キャッスルホテル前に集まったのは、この春採用された新入社員8人です。
この活動は、歩行者の妨げにならないよう配慮が必要で、ホテルで働く人にとって重要な気遣いを学ぶ上で役立っています。
接客が中心の営業部門を担当する辻百月花(つじ ゆづは)さんは、至る所に捨てられた多くのごみに驚きながらも、客に寄り添う気持ちを養っているようでした。
秋田キャッスルホテル・辻百月花さん:
「吸い殻が多い。たばこばっかり。ごみ拾いもお客さまの気持ちに気づくことにつながると思うので、しっかり見ていきたい。ごみ袋いっぱいに拾いたい」
また、参加者は千秋公園と広小路を歩きながらたばこの吸い殻や空き缶などを拾い集めましたが、客に道案内する際に戸惑わないよう周辺の環境にも理解を深めていました。
辻さんは「私は秋田市に来て日にちがたっていないが、周辺を自分でも探索して、お客さまに秋田の素晴らしさを近くから広めていきたい」と話していました。
新入社員は6月末まで接客を学び、現場に立ちます。