沖縄県内でSNSを使った投資詐欺の被害が相次いでいます。
2025年2月沖縄市に住む保育士の50代の女性は、SNSで招待された投資に関するLINEのグループチャットで「証券口座を開設しなくても投資ができるアプリがある」と勧められ、女性は指定された口座におよそ810万円を振り込んだということです。
アプリ上では利益が出ているように見せかけられていましたが金を引き出せないことを不審に思った女性が警察に相談して被害が発覚しました。
女性は貯金や家族からの借金を投資に回していて「自分でも簡単に投資できるかもと思った」と話しているということです。
27日もSNSを通じて暗号資産に関する投資話をもちかけられた本島南部に住む40代の女性が540万円をだまし取られる被害が明らかになっています。
県内では今年に入りSNS型投資詐欺や架空請求詐欺などによる被害総額がおよそ4億7000万円にのぼっています。
詐欺事件として捜査している警察はSNSで知り合った人物から投資の話が出た場合は必ず詐欺を疑い、不審な点があれば周囲に相談するよう強く呼びかけています。