80年前の沖縄戦でアメリカ軍が上陸し住民の強制集団死いわゆる集団自決が起きた渡嘉敷村では、このあと慰霊祭が執り行われます。
1945年3月28日、沖縄戦でアメリカ軍が上陸した渡嘉敷島では山の中に追い込まれた住民の強制集団死、いわゆる集団自決が起きました。
旧日本軍から配られた手りゅう弾を使って自ら命を絶ったほか家族の首を縄で絞めたり、鎌や鍬で殴りあったりして互いに手をかけた悲惨な記憶が島には刻まれています。
4歳で集団自決から生き延びた座間味昌茂さん(84):
もう80年かと。当時のことをご存知の人たちがだんだん少なくなってきて、子々孫々まで語り継いでいかなければならないと思っています
犠牲になった住民や兵士などおよそ600人の名前が刻まれた白玉之塔では、28日このあと慰霊祭が執り行われます。