「琉球漆器」の技術継承などを目指す事業の報告会が24日開かれ、若手職人がこれまで培った技を活かした日用品を披露しました。
この事業は琉球漆芸の技術継承や琉球漆器を身近に感じてもらおうと琉球銀行が2019年から取り組んでいます。
2024年度、4人の若手職人がこれまでの3年間で習得した夜光貝などの貝殻を漆器の表面にはめ込む「螺鈿」などの技法を用いた普段使いできる作品を手がけました。
アクセサリーを製作嘉数翔さん:
なるべく手に取ってもらいやすいところは特に意識して、かつ身に着けてもらって街に出かけたら『それなんなの?』と漆の話題に入るというのもあって、これが宣伝になってくれる
琉球銀行の菊池専務は若手職人たちに琉球漆器界を牽引する人材になってほしいと期待を込めました。