南大東島の沖合で漁船に乗っていた50代の男性の行方が分からなくなり、中城海上保安部は男性が誤って海に転落したとみて捜索にあたっています。

行方が分からなくなっているのは与那原町の漁師・富村俊之さん(59)です。中城海上保安部によりますと、富村さんは3月11日、与那原・西原町漁業協同組合所属の漁船「龍王丸」に1人で乗りこみ漁に出ましたが、22日午前5時過ぎ「龍王丸と21日から連絡が取れなくなっている」と漁協から通報があったということです。

22日午前7時10分頃、捜索していた漁協の船が南大東島の南東約84キロの沖合で龍王丸を発見しましたが、船内に富村さんの姿はありませんでした。海上保安部は富村さんが誤って海に転落したものとみて、周辺海域の捜索を続けています。

沖縄テレビ
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