本島北部のアクセス向上に向けて整備が進められている名護東道路の延伸を巡り、国は全線を自動車専用道路とする案で計画を進めることを示しました。

名護市数久田から伊差川まで繋がる名護東道路について国は、本部方面までおよそ14キロ延伸する計画です。

10日行われた審議会で国は、延伸ルートについて「自動車専用道路の全線バイパスルート」とする案を示しました。

「既設道路を改良し一部をバイパス」とする案と比べ、工事の期間が短縮されるほか、交通渋滞の改善などが見込まれるということです。

延伸ルートには、4つのインターチェンジを整備することにしていて、7月に開業するジャングリアなど主要な観光拠点や、運天港や本部港、周辺市街地などへのアクセスの利便性を考慮して検討する事にしています。

沖縄総合事務局では、2025年度にも環境影響評価を実施し、希少な動植物の生息地や生態系保全への影響を調査する事にしています。

沖縄テレビ
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