経済的な事情で生理用品が購入できない、いわゆる「生理の貧困」の解消に役立ててもらおうと沖縄県労働金庫などが寄付金を贈りました。
沖縄県労働金庫は、2022年から小中学生向けにサニタリーショーツの無償配布に取り組んでいます。
2024年度は10日時点で127校から配布の要望があり、追加の購入費用として110万円が県労働者福祉基金協会に贈られました。
県教職員組合によりますと市町村からナプキンの支給はあるものの、学校現場からは繰り返し使えるショーツを求める声が多いということです。
沖教組 伊佐久仁子 女性部長:
春休みに入るということでとても必要としていますという声が多くあがっています。不登校の子たちにもこれをきっかけに「どうですか」と(ショーツを)持っていきながら保護者と繋がっていける、子どもと繋がっていけるところですごく良い取り組みだと思っています
県労働金庫は2025年度以降も支援を継続する方針です。