東京・府中市で2月、無許可でキャバクラを営業していたオーナーと店長の2人が逮捕された。働く資格のないタイ人2人を雇った疑いがあるという。同店では計430人を雇用し多くは就労資格のないタイ人だったとみられ、2017年から約7年間で5610万円ほどを売り上げていたという。2人は「日本人を集められなかった」「タイ王国から『ポコパコピコのがま口』に呼び寄せていたことに間違いない」などと供述し容疑を認めている。
約7年に渡り無許可で営業を続ける
東京・府中市で2月、カメラが捉えたのは、ピンク色のタートルネックセーターを身にまとい、捜査員に連れられる男。

キャバクラ店「ポコパコピコのがま口」のオーナー藤宗力容疑者(78)、同じくピンク色のフリースを着た店長のナガイ・ウドム容疑者(60)。
2人は2月、就労資格のない30代のタイ人男女2人を店の従業員として働かせた疑いが持たれている。

「ポコパコピコのがま口」は2017年から約7年に渡り、無許可でキャバクラ営業を続け、約5610万円売り上げていたという。
「タイ王国から『ポコパコピコのがま口』に呼び寄せていた、間違いない」
これまでに従業員として430人を雇用していたというが、そのほとんどが観光ビザなどで就労資格がないとみられるタイ人だった。

なぜタイ人ばかりを雇用し続けていたのかについて、調べに対し、オーナーの藤宗容疑者は「日本人の女の子が集まらなかった」と供述している。
一方、店長のナガイ容疑者は「私が短期滞在の従業員をタイ王国から『ポコパコピコのがま口』に呼び寄せていたことに間違いありません」と供述。2人は容疑を認めている。
(「イット!」3月6日放送より)
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