静岡・浜松市の交差点で、信号待ちをしていたドライバーを後ろから猛スピードで追い越し通過する車の映像がカメラに捉えられた。突然の出来事に撮影者は「何が起こったのかわからなかった」と驚きを隠せない。一方、名古屋市では信号待ちを避ける“コンビニワープ”が行われたほか、栃木・真岡市では強引な割り込みにより、衝突寸前の危険な状況も発生。各地で身勝手な運転が問題となっている。
交差点で猛スピードの車が危険走行
静岡・浜松市の交差点で2月19日午後9時頃、信号待ちをしていたドライバーが撮影したのは、目を疑う瞬間だった。後ろから来た車が猛スピードで追い越していったのだ。
撮影者は、「車体が少し横揺れするくらいの風が来て、何が起こったのかわからなかった、最初」と話す。

しかも、その車が交差点に進入すると同時に信号は青に変わっていた。
撮影者は「何かに追われているのかな?と思って後ろを見たら、警察も何もいなかったので、何であんなに急いでいるのかと思いました」と語る。
わずかな時間も待てず?「コンビニワープ」
一方、名古屋市の交差点で2月13日午後7時頃、信号待ちをしていたドライバーが目の当たりにしたのは、前の車がコンビニの駐車場を通り抜けて道路に出る“コンビニワープ”を行う瞬間だった。
撮影者は当時の状況について、「今行くの?みたいな。歩行者用の信号が点滅しているので、もうすぐ変わるよというようなタイミングだったんですけど」と話す。

“コンビニワープ”を始めてから信号が青に変わるまで、約13秒だ。わずかな時間も待てずに走り去っていったのだった。
強引な割り込み!衝突寸前の危険運転
栃木・真岡市で2月18日午後6時前、ここでも身勝手な運転を行う車がカメラに捉えられた。

撮影者は交差点を過ぎ、2車線から1車線に変わる合流地点に差し掛かっていた。その瞬間、左側の車線を走っていた車がスピードを上げ、強引に割り込んできたのだ。
撮影者によれば、「ちょうど合流地点付近が若干左カーブになっていて、相手の車と衝突しそうになって、ブレーキを踏んだような形です」と語る。
とっさにブレーキを踏み、なんとか衝突は回避できたものの、「周囲を危険にさらすような運転はやめ、安全運転を心がけてもらいたい」と話している。
(「イット!」 3月5日放送より)