普天間基地の名護市辺野古への移設を巡り、沖縄防衛局は新たにうるま市の石油基地から埋め立て土砂の運び出しを開始します。
與古田記者:
うるま市の平安座島です。辺野古の移設工事使用する土砂を積んだダンプカーがいま民間の施設に入っていきます。
沖縄防衛局は2024年から宮城島で採取した埋め立て土砂を中城湾港から船で運び出していましたが、4日、沖縄県に対し隣の平安座島にある石油基地の桟橋から土砂を搬出すると伝えていました。
県は輸送ルートの変更は埋め立て承認の留意事項に基づき県の承認が必要としていますが沖縄防衛局は「必要ない」という見解を示しています。県は今後の対応を検討するということです。