開幕まであと41日となった大阪・関西万博。パビリオンが続々と公開され、開催地・大阪からも「新・天下の台所」をテーマにした「食」が披露された。
■【動画で見る】『新・天下の台所』テーマの万博パビリオン ド派手「万博ドッグ」で大阪の食文化アピール
■デンマーク発祥の「レゴ」で出来た花束が渡される

報道陣の前に集まったのは、北欧5か国が共同で出展する「北欧パビリオン」の担当者。
建設作業員:お~レゴ…。
建物の完成を祝って、建設作業員にデンマーク発祥の「レゴ」で出来た花束が渡された。
■「ライスペーパー」を使った巨大スクリーンが渦を巻くように吊るされる予定

そして、3日公開されたパビリオンがこちら! 北欧の伝統的な納屋をイメージした木の温もりあるデザインで自然の風を取り込めるため、空調の使用を抑えることができるということだ。
中はまだ未完成だが、廃棄予定の米から作る「ライスペーパー」を使った巨大スクリーンが渦を巻くように吊るされ、北欧の人々の日常などが映し出される予定。 あいにくの雨の中でのお披露目となったが…
プロジェクト・ディレクターダグ・オラブ・コッペルビク氏:きょうはラッキーなことに雨漏りを見つけることができた、これが1カ月後じゃなくてよかった。
さすが!なんともポジティブ!
■「大阪外食産業協会」のパピリオン「宴~UTAGE~」新・天下の台所がテーマ

一方、開催地の「大阪」も負けていない!公開されたのは、「大阪外食産業協会」のパピリオン「宴~UTAGE~」。 ”新・天下の台所”をテーマに、日本、そして大阪の食文化を発信。大阪に本社を置く象印は、自慢の窯で炊き上げたごはんを全自動マシンでにぎる「おにぎり」を販売。 日本だけでなく「世界の具材」も楽しめるそうだ!
■大阪の中華店が手がける「万博ドッグ」大阪のド派手さと気前の良さを盛り込む

さらにこちらは大阪の中華店が手がける「万博ドッグ」。 ローストビーフを豪快に10枚ほどのせてその下には「米粉の麺」、大阪のド派手さと気前の良さを盛り込んだそうだ。
大阪外食産業協会 中井貫二会長:70年の大阪万博で日本の食がしっかりと全世界に負けずとも劣らないくらい発展し成長した。これを今回、世界にもう一度、アピールしたい。
ちなみに建物の床にある青い部分は「道頓堀川」をイメージしたそうだ。 大阪・関西万博まであと41日。