東京・新宿区のコンビニで他人のクレジットカード情報を不正利用し、大量のタバコを購入したとして、中国人留学生の男が逮捕された。警視庁によると店では同様の手口で約4500万円相当のタバコが購入されていたという。店側の関与も視野に入れ、警視庁が詳しく調査を進めている。

逮捕された黒いマスクの男…カード情報不正利用か

東京・渋谷区の原宿署で2月26日、黒いマスクをつけてうつむく男の姿が捉えられた。逮捕されたのは、中国人留学生の張靖宇容疑者(30)だ。

他人のクレジットカードで犯行に及んだ張容疑者
他人のクレジットカードで犯行に及んだ張容疑者
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2024年、東京・新宿区のコンビニで他人のクレジットカード情報を利用し、不正に電子マネーをチャージして、タバコ160箱を購入した疑いが持たれている。

繰り返された不審なセルフレジ利用…店側も関与か

張容疑者は一日に何度もコンビニを出入りし、その度に約20分ほどセルフレジを操作していたという。なぜ店側に怪しまれなかったのか。

同様の手口で約4500万円の被害を受けていたコンビニ店
同様の手口で約4500万円の被害を受けていたコンビニ店

警視庁によると、この店では同様の手口で約4500万円相当のタバコが購入されていたという。警視庁は店側も犯行に関与していた可能性があるとみている。

大量に購入されたタバコは、後日別の人物が店から回収し、その後海外に転売していたとみられている。
(「イット!」 2月28日放送より)

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