フジテレビの親会社であるフジ・メディア・ホールディングスは27日、日枝久取締役相談役が経営諮問委員会の委員を辞任したと発表した。

経営諮問委員会は、独立社外取締役が過半数を占め、かつ独立社外取締役が委員長を務めており、経営課題全般、取締役の選任・解任、監査等委員である取締役を除く取締役の報酬、その他取締役会が必要と認めた事項等について、取締役会の諮問に応じて協議し、助言・提言を行うとしている。

日枝相談役の辞任は27日付。

またフジ・メディア・ホールディングスは、「当社及び株式会社フジテレビジョンは、ステークホルダーの皆様からの信頼回復に向け、第三者委員会による調査に全社的な協力を行うとともに、株式会社フジテレビジョンにおいて、代表取締役社長のもとに中堅・若手社員を中心に構成される『再生・改革プロジェクト本部』を設置するなど、具体的かつ実効性のある改革案の検討等を進めております。当社は、全社外取締役による『経営刷新小委員会』の設置や、当社グループの更なる成長に向けた経営戦略や資本政策、また、より適切なガバナンス体制等の検討を進めております。こうした取り組みについては、順次公表していく予定です」としている。

プライムオンライン編集部
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