去年、大阪府枚方市で当時19歳の女子大学生を殺害した罪などに問われた男の裁判員裁判が始まり、男は起訴内容を認めた。

■「一切、間違いありません」 起訴内容を認める
無職の西光勝被告(27)は去年5月、大阪府枚方市にあるマンションの一室で、交際関係にあった、大学2年生の渡辺華蓮さん(当時19)を、包丁で複数回刺すなどして殺害した罪などに問われている。
2月17日の初公判に西光被告はスーツ姿で出廷し、「一切、間違いありません」と起訴内容を認めた。

■「殺害に同意があるという供述はうそ、反省している」と弁護側

弁護側は「事件当初は、殺害に同意があったという供述をしていたが、これはうそである旨を告白し反省している」などとして、刑を軽くするよう求めた。
■「ばれるくらいなら殺害した」と検察側の指摘

一方、検察側は「交際相手の華蓮さんに、多額の収入があるとうその説明をしていた」「無職で借金があることがばれると交際を解消されると思い、ばれるくらいならと殺害を計画した」などと指摘。

2月18日には、被告人質問などが行われる予定で、判決は2月28日に言い渡される。
(関西テレビ「newsランナー」2025年2月17日放送)