30日、中国人留学生のジャオ・レイ被告(42)の初公判が行われた。ジャオ被告は2024年10月、東京・渋谷区で開催されたイベントの会場前でタレントの小嶋陽菜さん(36)を待ち伏せし、転倒させるなどの暴行を加えた罪に問われている。公判でジャオ被告は起訴内容をおおむね認め、「彼女のためなら受け入れる」と供述した。

待ち伏せで暴行…被害者を転倒させた事件

タレントの小嶋陽菜さんを待ち伏せし、暴行を加えた罪などに問われている中国人留学生のジャオ・レイ被告(42)の初公判が30日に行われた。

判決内容を受け入れる姿勢をみせたジャオ被告
判決内容を受け入れる姿勢をみせたジャオ被告
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ジャオ被告は判決を受け、「彼女のためなら、受け入れます」と述べた。

当時の街中を映したライブ配信映像
当時の街中を映したライブ配信映像

東京・渋谷区で2024年10月、イベント会場の前を映していたライブ配信カメラには、ジャオ被告が小嶋さんを待ち伏せ、腕を掴んで転倒させる姿が記録されていた。

過去には出禁も…厳罰求める被害者

検察側は冒頭陳述で、ジャオ被告が別のイベント会場で「好きです!」叫んでいた過去があったと指摘。さらに、小嶋さんに向かって走り出すなどをしていたことから、ジャオ被告はイベントの出入りを禁止されていた。

初公判のジャオ被告の様子
初公判のジャオ被告の様子

初公判でジャオ被告は起訴内容をおおむね認めると、「故意ではありません。彼女が好きで、彼女を傷つけるつもりはありません」と答えた。

一方、検察側は、小嶋さんが「厳重な処罰を求める」と話した調書を提出している。
(「イット!」 1月30日放送より)

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