2024年に中国で起きた日本人親子切りつけ事件で、被告の中国人の男に死刑判決が言い渡された。

2024年6月、江蘇省蘇州市で日本人学校のスクールバスが刃物を持った男に襲われ、日本人の親子が負傷、親子を助けようとした中国人の女性が亡くなった。

日本の外務省によると、23日に開かれた判決公判で、蘇州市の裁判所は無職の周加勝被告に対して、「借金から生きているのが嫌になり3人を殺傷した」として、故意殺人罪を適用し死刑を言い渡した。

日本人を狙った犯行だったかどうかについて、裁判では言及はなかった。

この事件について中国当局は、犯行の動機など詳細を一切明らかにしておらず、「司法プロセスの中で説明する」としていた。
(「イット!」1月23日放送より)
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