アメリカで2024年12月、2人組の強盗がタバコ店を襲う犯行の一部始終がカメラに捉えられた。大柄な犯人は店員を脅し、淡々と物を盗む一方、赤い服を着た犯人は逃げたいのか、落ち着かない様子。その後、強盗は商品持ち逃走した。警察は情報提供を求めつつ、2人組の行方を追っている。
“強気”と“弱気”の2人組
アメリカ・テキサス州ヒューストンのタバコ店で2024年12月3日午後4時25分頃に撮影されたのは、フードで顔を隠した2人組の強盗だ。

大柄の1人はガラスケースを飛び越え、“オレは銃を持ってるぞ”と言うような素振りで、店員を脅し始めた。

赤い服のもう1人はガバッと開けたバッグを前に抱え、“盗む気満々”だ。しかし、かと思いきやダッシュで入口に戻るとドアを開けて待機し、逃げ道を確保しているようだ。
マイペースな相棒…募る焦り
そんな相棒を横目に、“大柄”はまだ盗み始めたばかりだ。手当たり次第に箱ごとバッグに詰め込んでいくが、その様子は落ち着いていた。

一方、赤い服はとにかくダッシュ。盗むよりも逃げたいのか、何度もドアへと“往復ダッシュ”を繰り返し、なんとも“逃げ腰”の強盗だ。
それでも“大柄”はなかなかドアに来る気配がなく、盗むものをじっくり吟味。ドアを開けた状態で待ち続ける“赤い服”は、終始“早くしてくれよ”とでも言いたそうな様子だ。

結局、2人組はわずか1分ほどで、バッグがパンパンになるほどの品物を盗んでいった。警察は情報提供を呼びかけ、有力な情報には最高で70万円ほどを支払うとしている。
(「イット!」 1月16日放送より)
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