トルコの宝石店で、銃を持った強盗が店を襲う瞬間が防犯カメラにとらえられた。
強盗は、オーナーに銃を突きつけて脅迫。
当初はおとなしく従っていたオーナーだったが、犯人が持っていた銃が偽物であるとわかり、すきを見て犯人から銃を強奪し反撃した。
強盗は、何も盗まず逃走中だという。

新年に襲われた宝石店

トルコの宝石店で1日に撮影されたのは、｢おれは強盗だ！手を上げろ！」と声を荒らげながら現れた、目出し帽をかぶった宝石強盗だ。
その手には、“銃”のようなものが握られている。

店のオーナーは、おとなしく強盗の指示に従い、手渡されたかばんに商品を入れていく。
強盗に「もたもたするな」と、あれもこれもと要求されるが、“銃”を突きつけられては、抵抗はかなわない。

オーナー怒りの反撃…強盗退散

ところが次の瞬間、なんとオーナーが反撃に出た。
強盗から商品を取り戻すと、さらに銃を奪うことに成功したのだ。

そして今度は、その奪った銃で何度も強盗を殴打する。
そして、“おととい来やがれ”と言わんばかりにとどめのキックをお見舞いすると、これには強盗もたまらず、悲鳴を上げて逃げていった。

しかし、いったいなぜ、オーナーは反撃に打って出たのか。
実は、強盗が手にしていた銃は本物ではなく、おもちゃの銃だったのだ。

その後、強盗は商品も盗むことができず、頼りのおもちゃの銃も失い、逃走を続けているという。
（「イット！」 1月15日放送より）