北海道の札幌駅を囲む大行列が発生した。
JR千歳駅構内で停電が発生したことで千歳線が運転見合わせとなり、札幌駅周辺は移動手段に悩む人やバスに乗り換えようとする人たちであふれていた。
列車の運行は夕方に再開したが、さらに沿線でシカの衝突があり、一部遅れが出たという。
駅前に伸びる大行列…原因は“停電”
北海道・札幌駅前で10日午後に撮影されたのは、大、大、大、大…、大・行・列だ。
この記事の画像(11枚)ビルをぐるりと囲む人の列はなぜできたのかというと、この日、JR千歳駅構内の停電が発生し、快速エアポートなど千歳線が運転見合わせとなり、バス乗り場には長蛇の列ができていたのだ。
それにより職員は、利用客の対応に大わらわ。
困っていた利用客に対し、「横断歩道を渡ったところの右側にファイターズの看板があって、そこの前から乗れます」と案内する様子も見られた。
また、埼玉からの観光客は、「明日から学校。飛行機会社と連絡する」と話していた。
その後、見合わせていた列車の運転は、夕方になって再開された。
シカ衝突で遅延も発生
この日、93本の列車を運休させた駅の停電。
しかし、さらに別のトラブルも発生し、一部の列車に遅れが出たという。
その原因は「シカ」だった。
JR北海道によると、新千歳空港行きの快速列車がシカと衝突したという。
(「イット!」 12月10日放送より)
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