秋篠宮ご夫妻は国交樹立100周年を迎えたトルコを公式訪問するため、3日午前9時半ごろ、羽田空港を出発された。
この記事の画像(35枚)午前8時ごろ、ご夫妻は次女の佳子さまの見送りを受け、笑顔で手を振り秋篠宮邸を出発された。
今回の訪問は、国交樹立100周年を記念したもので、羽田空港ではトルコの駐日大使などと挨拶を交わし、午前9時半ごろ、政府専用機で首都アンカラへと出発された。
滞在中には大統領の表敬訪問や100周年記念式典などが予定され、8日に帰国される。
“オリエントの宮さま”百合子さま始め三笠宮家と深い縁
トルコは、11月に亡くなられた百合子さまを始め、三笠宮家と深い縁がある。
親交がある専門家に思いを聞いた。
考古学者の大村幸弘さんは、“オリエントの宮さま”として知られた三笠宮さまや百合子さまの支援を受け40年近く、カマン・カレホユック遺跡で発掘調査を続けてきた。
アナトリア考古学研究所・大村幸弘所長:
出土したものを必ず、写真なんかを殿下(三笠宮さま)、妃殿下(百合子さま)にはよくご覧いただいていましたけど。すごくお喜びでしたよね。
その百合子さまは11月15日に亡くなり、大村さんは「斂葬の儀」で柩に寄り添う役目を果たした。「お亡くなりになってしまうとお伝えする人いないじゃないですか。本当に寂しいものですね」と話す。
大村さんは今回、初めてトルコを訪問される秋篠宮ご夫妻を遺跡に案内する。
アナトリア考古学研究所・大村幸弘所長:
歴史がどう変わっていくか(両殿下に)ご覧いただくっていうのはね、僕すごく楽しみですよね。
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら(35枚)