三笠宮妃百合子さまの逝去から一夜明け、天皇皇后両陛下や上皇ご夫妻が、百合子さまにお別れの挨拶をされました。

16日午後3時半頃、天皇皇后両陛下は赤坂御用地の三笠宮邸を訪問されました。

皇室の慣例で、両陛下は一連の葬儀の儀式に参列せず、弔問を終え親族らに声をかけ、宮邸を後にされました。

続いて、上皇ご夫妻も到着されました。10月に転倒して骨折し、手術を受けた美智子さまは、杖を手に、上皇さまが差し伸べられた手を取って、しっかりと歩かれました。年長の百合子さまとのお別れを深く悲しまれているご夫妻は、2日連続で弔問されました。

一方、一般の弔問記帳が、16日から三笠宮邸の前で始まり、ゆかりのある人たちが百合子さまを偲びました。本葬にあたる「斂葬の儀」は11月26日、東京・文京区の豊島岡墓地で営まれます。

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