旧ビッグモーターによる保険金の不正請求問題をめぐり、不正と判断されたものが約6万5000件にのぼることが分かった。

関係者によると、旧ビッグモーターからの保険金請求について調べていた大手損害保険会社4社は、7月上旬の時点で、約6万5000件を不正と判断したということだ。
このうち、請求内容で合意した件数は2.6%にとどまります。
旧ビッグモーターの損害賠償などを担う存続会社による全件調査が遅れているためで、関係者は
「全てを正確に判断するには限界がある」とみています。

こうしたなか、旧ビッグモーターの存続会社側から、全件調査を打ち切るとする通知が、先週損保側に送られたということだ。