夏の甲子園をかけた全国高等学校野球選手権静岡大会は7月21日に県内4球場で8試合が行われ、3回戦の全日程を消化した。主な試合結果と21日終了時点の勝ち上がり表は以下の通りとなっている。

Aブロック

7月20日に3回戦が行われ、第2シードの静岡は掛川工に最終回2点を返されたものの、序盤のリードを守り切り6対2で勝利。

飛龍は序盤から着実に得点を重ね、磐田南に10対0の6回コールドと圧勝した。

静岡商は御殿場西との壮絶な点の取り合いを制している。

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Bブロック

7月20日に3回戦が行われ、センバツ優勝経験があり、ノーシードながら2回戦で前年の覇者でシード校の浜松開誠館を下した常葉大菊川は三島南に8対0の7回コールド勝ち。

最速150キロ超を誇る剛腕・小船翼 投手を擁する知徳は、4点を追う8回表に打線が爆発して一挙7点を奪うと、9回表にもホームランなどで4点を挙げ、逆転勝利を収めた。

Cブロック

名将・永田裕治 監督が指揮を執り、2年ぶりの聖地を目指す日大三島は2試合連続で2桁得点と勢いに乗る磐田西を1得点に抑えコールドで完勝。

初戦で接戦をものにした掛川西は同じ中東遠地域の袋井と激突し、終盤までは競った展開だったが、9回表に6点を奪い突き放した。

また、東海大静岡翔洋と沼津東の一戦は延長タイブレークまでもつれ込み、10回表に沼津東が1点を挙げるも、その裏に東海大静岡翔洋が2点を奪いサヨナラ勝ちを収めている。

Dブロック

春の県大会を連覇した第1シードの加藤学園は危なげない試合運びで清水東に7回コールドで8対1。

また、初戦で9回に5点差をひっくり返した24年ぶりの甲子園出場を狙う古豪・浜松商は富士宮東に10安打を浴びながらも1失点に抑え4回戦へと駒を進めた。

4回戦は7月23日に行われる。

(テレビ静岡)

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