リクルートが提供する進路情報メディア「スタディサプリ進路」は11日、高校生のお小遣いの実態調査結果を発表し、ひと月のお小遣いの平均額が、去年よりも329円増えて5279円だったと発表した。

調査は全国の高校生682人を対象に行われた。

2024年の高校生のお小遣いの平均金額は5279円で、2023年の4950円よりも329円増えた。

アンケートに寄せられたコメントには、「部活帰りに買い食いするとすぐになくなる。物価高で値上げされてて買い食いを断念することも…」(お小遣い5000円・女子・神奈川県)、「ジュースにお金を使うとほかに使える金額が少なくなってしまう」(お小遣い5000円・高3男子・愛知県)といった声が寄せられたという。

お小遣いは増えても、物価高で高校生の懐事情も苦しそうだ。

また、「使う額を減らしたくないな、と思うものは?」という質問(複数回答可)に対しては、1位が「友達・恋人との飲食代」で53.4%、2位は「友達・恋人と行くイベント・ライブ・映画・テーマパーク費用」で43.3%、3位が「友達・恋人へのプレゼント代」で33.9%だった。

「スタディサプリ進路」は、「ファッションやコスメといったいわゆる『モノ消費』を抑え、その日・その場でしか体験できないイベントやライブといった『トキ消費』、また映画・テーマパークなどの体験にお金を払う『コト消費』がメインであることが分かりました」と分析している。

プライムオンライン編集部
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