逮捕男「神様になりたかった」供述

愛知で起きた3人が死傷した暴走事件。そのすさまじい状況が明らかになってきた。逮捕された男は「神様になりたかった」などと供述している。

制服を身にまとい満面の笑みを見せる男性。愛知県田原市の警備員・夏目喜生さん(46)だ。しかし、27日まさかの事件に巻き込まれ、帰らぬ人となった。

事件があったのは27日午後2時半頃、愛知県豊橋市の県道で中央分離帯での草刈り作業現場に、突然車が突っ込んだ。

殺人未遂の現行犯で逮捕されたのは住所・職業不詳の青野圭容疑者(27)。
故意に車をぶつけ殺害しようとした疑いが持たれている。

現場で交通整理をしていた夏目さんは車にはねられ死亡。草刈りをしていた44歳の男性、64歳の男性の2人も骨折するなどの大けがをした。

100キロ以上の猛スピードで突っ込んだか?

現場は片側2車線の道路で、当時は中央分離帯側の車線にゴミ収集車と軽トラックが止まり草刈り作業が行われていた。

青野容疑者の運転する車は交通整理をしていた夏目さんをはねた後、止まっていた軽トラックに追突。

そのはずみで軽トラックの車体が草刈りをしていた男性2人を直撃した。

現場にブレーキ痕はなく、車は100キロ以上の猛スピードで突っ込んだとみられている。

実は事件の直前にも危険な走行を繰り返す青野容疑者の車が目撃されていた。

夏目さんの妻「ショック…」悲痛な思い語る

身勝手な暴走行為によって突然命を奪われた夏目さん。つい1年ほど前に結婚したばかりで、妻と母親の3人で暮らしていた。

亡くなった夏目さんの妻:
ショックのあまりに泣きそうになりました。優しい・明るい私の名前を優しく呼んでくれた…

夏目さんは20年近く愛知県田原市の伊良湖で行われるサーフィン大会の警備を担当。笑顔と優しい案内で親しまれていたという。

夏目さんを知る大会のイベント担当者:
普通の警備の方より一歩踏み込んだ、僕たちに寄り添う形の警備をしてくれていました。つい何日か前も道路で警備をしていたところで会いました。通ると手を振ってくれたり、いつものような笑顔でした。

なぜこのような事件を引き起こしたのか?

調べに対し青野容疑者は「殺したかった。神様になりたかった」などと供述。

警察は容疑を殺人に切り替えさらに追及する方針だ。

(Live News it!7月28日放送分より)