上信越自動車道の小諸と佐久インターチェンジの間で少なくとも9カ所で20台以上が絡む事故が起きた。1人が死亡、12人が重軽傷を負った。当時、現場付近は濃い霧がかかり、見通しが悪かったという。
9カ所で事故 20台以上絡む
高速道路に折り重なるように止まった車。
警察や消防によると、1日午前8時半すぎ、上信越自動車道上り線・小諸と佐久インターチェンジの間の少なくとも9ヵ所で事故が発生し、車20台以上が絡んだ。

1人死亡 12人重軽傷
この事故により軽乗用車を運転していた1人が死亡した。
また、消防によると、4人が重傷、8人が軽傷のもよう。このうち現場で誘導していた警察官1人も巻き込まれ重傷。

濃霧で視界不良
警察によると、当時、現場付近は濃い霧で視界が悪かったという。
停車していたドライバーは、「霧で20~30メートルほどしか見えない状況だった」と話している。
気象台は事故後の午前9時25分に「濃霧注意報」を出していた。
警察は霧が事故の原因になった可能性が高いとみて調べている。
現場付近は7時間余りにわたって通行止めとなった。

(長野放送)