電気ストーブやコタツなどを使う上で気を付けたいコンセントの「たこ足配線」。住宅火災の原因になることもある。
アウトドアで活躍するコードリールにも注意すべきポイントが
激しく燃えるコンセント。「NITE」製品評価技術基盤機構が公開した実験映像だ。

発火の原因は、先の曲がったコンセントを使い、内部で接触不良を起こしたためだった。

コタツや電気ストーブなどをよく使う季節に気を付けたいのが「配線器具の火災」だ。
1つの配線器具にたくさんのコンセントを取り付ける、いわゆる「たこ足配線」。最大消費電力を超えて使用すると、内部で発熱し出火の原因となる。

配線器具による火災はここ5年間で増加傾向で、新型コロナによるテレワークの普及も背景にあるとみられている。

さらに、アウトドアブームで需要が高まるコードリールも注意が必要だ。ホットプレートに電気ストーブと色々使いたくなるが、つなぎすぎてしまうと、激しい爆発音と火花が起こる。

コードリールの場合、注意すべきポイントがある。

巻いたままで使った場合の「定格電流」と、全部引き出した場合の「限度電流」が決められていて、状況に応じて正しく使う必要がある。
(東海テレビ)