大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手が小学校に寄贈したグローブが、熊本県内の児童の手元にも届き始めている。熊本・玉東町の小学校では、1月9日にお披露目会があり、早速、キャッチボールを楽しんだ。

「野球しようぜ。大谷翔平」

熊本・玉東町の木葉小学校では、冬休み明けの1月9日に全校集会が開かれ、約200人の元気な児童の顔が揃った。

大谷選手から届いたグローブ
大谷選手から届いたグローブ
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そして集会の中で吉野新吾校長が「12月25日、サンタクロースではなく、大谷翔平選手から木葉小学校にクリスマスプレゼントが届きました」と児童たちに伝えると、どよめきと拍手が起こった。

木葉小学校・吉野新吾校長:
手紙が届いているので代わりに校長先生が読みます。このグローブが、私たちの次の世代に夢を与え勇気づけるためにシンボルとなることを望みます。野球しようぜ。大谷翔平

大谷選手から届いたのは3つのグローブで、早速、町内の野球クラブに所属する代表の児童3人がキャッチボールを楽しんだ。

「大谷選手に追いつけるように頑張りたい」と話す児童
「大谷選手に追いつけるように頑張りたい」と話す児童

児童たちは大谷選手からのグローブをはめ、「ブカブカだった」や「とても(ボールが)取りやすかったし、使えてうれしかった」、「練習を一生懸命して、大谷選手に追いつけるように頑張りたい」などと話してくれた。

全児童が“大谷グローブ”に触れる

――グローブの活用法は?

木葉小学校・吉野新吾校長:
子供たちの主体性を育てるためにも児童会でしっかり協議してどう有効に活用できるかを判断させたい

このあと1年生の教室から順にグローブを回し、全ての児童が“大谷グローブ”に触れる機会を設けた。

大谷選手に感謝を伝える児童たち
大谷選手に感謝を伝える児童たち

全校児童:
大谷選手、ありがとう!

(テレビ熊本)

テレビ熊本
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