全日本フィギュア開幕まで、あと3日。
男子の注目は、人気アニメ「進撃の巨人」にハマる三浦佳生(みうら・かお)選手(18)。
伸び盛りの新星が日本の頂点を狙う。

期待の新星は「進撃の巨人」で頂点へ

昨シーズン、世界の強豪が集う「四大陸選手権」と 「世界ジュニア」の2冠を達成した三浦佳生(みうら・かお)選手。
期待の新星として今シーズン挑む新プログラムのテーマは、大好きだという人気アニメ「進撃の巨人」。

三浦佳生選手(18):
“心臓をささげる”つもりで戦い抜きます!

巨人に挑む主人公たちさながらに、 氷上で戦い抜くことを誓う三浦選手。
作品のテーマ曲に乗り、 ダイナミックな演技で魅了する。

そんな三浦選手が憧れるのは、ズバリ。

三浦佳生選手(18):
羽生選手の演技が自分の中で忘れられなくて…。

北京五輪の羽生結弦選手の演技を観戦する三浦選手
北京五輪の羽生結弦選手の演技を観戦する三浦選手
この記事の画像(9枚)

北京五輪の羽生結弦選手の演技を観戦していた三浦選手は、羽生選手のジャンプ失敗を見て、「いや〜! 惜しい!」と語っていた。

羽生選手に「追いついて追い越して、超えたい」
羽生選手に「追いついて追い越して、超えたい」

三浦佳生選手(18):
あれを見て僕も“もっとスケートが上手になりたい”という気持ちが出てきたので。
追いついて追い越して、超えたいですね。

ついた異名は“ランボルギーニ”

幼い頃から大の負けず嫌いだった三浦選手。 いつも“攻めのジャンプ”に徹してきた。
それは成長した今も変わらない。

2021年の全日本ジュニアでは、ジャンプに挑むと、勢い余ってフェンスに激突! それでもすぐに立ち上がって演技を続けた。

この大会では、フリーで転倒しながらも高得点をマークし、ショート7位から逆転優勝!
涙があふれていた。

がむしゃらな姿からついた異名は“ランボルギーニ”
がむしゃらな姿からついた異名は“ランボルギーニ”

そんなガムシャラな姿から、 ついた異名は“ランボルギーニ”!
自身と同じ名を持つスーパーカー「ランボルギーニ・ミウラ」にも例えられるほど、スピードあふれるスケーティングで沸かせる。

三浦佳生選手(18):
スピードは出しすぎって言われるくらい出していたので。
暴れていました(笑)。

さらに、その闘志に火をつける存在が2人のライバル。
北京オリンピック銀メダリストの 鍵山優真(かぎやま・ゆうま)選手(20)と、 5種類の4回転を跳ぶ “ジャンプの天才”佐藤駿(さとう・しゅん)選手(19)。

仲のいい3人組だが三浦選手の闘志に火をつける2人のライバル
仲のいい3人組だが三浦選手の闘志に火をつける2人のライバル

“三羽ガラス”といわれるほど仲のいい3人組だが、 三浦選手は2つ上の先輩たちにも動じない。

「容赦なく2人に勝負を申し込んでいきます」
「容赦なく2人に勝負を申し込んでいきます」

三浦佳生選手(18):
容赦なく2人に勝負を申し込んでいきます!

闘志あふれる18歳が全日本で挑む「進撃の巨人」。 

豪快な4回転ジャンプはもちろん、ジャッジに向けての決めのポーズにも注目!

自ら選んだ曲で大舞台に挑む“進撃の新星”。
憧れの存在やライバルたちを超え日本の頂点まで駆け上がる。

心臓をささげてから4回転を跳びに行きます!
心臓をささげてから4回転を跳びに行きます!

三浦佳生選手(18):
心臓をささげてから4回転を跳びに行きます(笑)。
全日本でしっかり優勝できるように頑張りたいです。
(「イット!」12月18日放送より)

全日本フィギュア 21日開幕
フジテレビ系4夜連続中継