台湾の半導体製造大手・TSMCの進出に伴い、熊本・菊陽町や周辺の地域には半導体関連企業が集積し、工業用地の不足が課題となっている。熊本県は、県南部の八代地域に新たな工業団地を整備する方針を明らかにした。
交通インフラや水資源の強み生かす
熊本県はTSMC進出による経済効果を県南地域にも広げたいとして、八代地域に新たな工業団地を整備する方針を明らかにした。

八代地域には物流拠点となる八代港があるほか、高速道路など交通インフラの充実に加え、球磨川による豊富な水資源も企業誘致に向けた強みになるとしている。
分譲開始時期は未定で、熊本県では2023年度中に用地の調査に着手する方針だ。
(テレビ熊本)