コミカルな動きで人気を博した「アダモちゃん」。
数々のバラエティー番組で活躍した島崎俊郎さん(68)が亡くなったことがわかった。

フジテレビ「オレたちひょうきん族」の「アダモちゃん」などで知られる、タレントの島崎俊郎さん。

関係者によると、島崎さんが6日、68歳で亡くなったという。

島崎さんの代名詞といえば「アダモちゃん」。
コミカルな動きを繰り出す姿が、当時、大きな人気を博した。

島崎さんは、1955年生まれ。
「クレイジーキャッツ」の付き人を務めたのち、1979年に、川上泰生さん、小林すすむさんと、お笑いトリオ「ヒップアップ」を結成し、多くのバラエティー番組に出演した。

中でも、島崎さんの存在が一躍知られるきっかけとなったのが、1980年代にフジテレビで放送されたお笑い番組「オレたちひょうきん族」への出演だった。

この番組の中で、島崎さんは「アダモちゃん」に扮(ふん)し、歌い踊りながらスタジオ内を駆け回った。

そんな「アダモちゃん」のキャラクターと「アダモステ、ペイ!」などのセリフは、多くの子どもたちの心を捉えた。

“ひょうきん族”終了後もタレント活動を続けていた島崎さん。
テレビリポーターのほか、舞台や映画など、役者としての活動にも活躍の場を広げていた。

島崎さんが最後に記した2023年9月のブログには、仕事への思いが「良くても悪くても、昨日のことは昨日のことです。良い日になるよう、今日という一日に気持ちを集中させます。考えてみれば、仕事というのはこの繰り返しだったりするんですよね...」とつづられていた。

関係者によると、島崎さんは6日に亡くなったという。