2023年も残すところ1か月。12月1日は「新語・流行語大賞」の発表があり、見事大賞に選ばれたのは、38年ぶりに日本一となった阪神タイガースで優勝を意味する「アレ(A.R.E)」だった。一方で、福島県いわき市の水族館でも年末恒例となった「アレ」が決まった。
恒例となった流行”魚”大賞
福島県いわき市の環境水族館「アクアマリンふくしま」。入り口に貼り出されていたのは、その名も「流行”魚”大賞」 2023年で4回目となり、来館者による投票で大賞が決まる。

珍しい深海魚やカワウソなどがノミネートするなか、大賞に輝いたのは2位のユーラシアカワウソ(173票)と300票差。圧倒的な人気を見せつけた深海生物のアイドル「オオメンダコ」だ!

圧倒的な得票数で大賞に
アクアマリンふくしま・西山綾乃さんは「エサを食べている動画とか、動いている動画が人気を集めて、可愛いなどコメントをいただいてます」と話す。

生きた状態で採取されることが珍しく、飼育例がほとんどない「オオメンダコ」は「アレ」ではなく「レア」なタコだった。

西山さんは「11月で展示4カ月目に入り、まだ見ることができる。ぜひアクアマリンふくしまに来て、見て頂きたい」と話した。

普段は薄暗い水槽でひっそりとしていることが多い「オオメンダコ」その“激レア”生物を一目見に行ってみてはいかが?
(福島テレビ)