東京・江東区長選挙をめぐる公職選挙法違反事件で、区長が釈明会見をする前に、柿沢未途衆院議員側と口裏合わせし、柿沢議員の名前を隠すことを決めたとみられることが分かった。

自民党の柿沢議員は、江東区長選挙を巡り、動画投稿サイトに木村弥生区長の投票を呼び掛ける、違法な有料広告の掲載を提案したとされている。
木村区長は8月の会見で、有料広告は支援者の提案だったと説明していた。

しかしその後の取材で、木村区長が東京地検特捜部の任意の調べに対し、「柿沢議員の陣営と会見前に打ち合わせして、話す内容を決めた」などと説明していたことがわかった。
柿沢議員が関与していることを隠すために口裏合わせした疑いもあり、特捜部は、慎重に調べを進めている。
(「Live News days」11月10日放送より)
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