カンボジアで拘束された特殊詐欺グループとみられる日本人の男25人について、埼玉県警が逮捕状を取り、捜査員を現地に派遣したことがわかった。

特殊詐欺グループの日本人の男25人を移送し逮捕へ

カンボジアの首都プノンペンで2023年9月、現地当局は日本人グループが特殊詐欺を行っていたとみられる拠点のアパートを摘発し、これまでに25人の日本人の男(20歳〜42歳)を拘束したほか、逃げた3人の行方を追っている。

埼玉県警の捜査員らが現地入り
埼玉県警の捜査員らが現地入り
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捜査関係者によると、捜査員らが7日現地入りし、8日にも25人を日本に移送して逮捕する方針であることがわかった。

25人は特殊詐欺のかけ子とみられ、北海道に住む女性(当時70)から現金45万円と電子マネー5万円分をだまし取った疑いなどが持たれている。

拘束の25人を移送し、逃走中の3人の行方追う
拘束の25人を移送し、逃走中の3人の行方追う

警察は、このグループの被害額は少なくとも数億円規模にのぼるとみて捜査している。
(「Live News days」11月7日放送より)