兄弟そろってプロボクシングの世界タイトル正規王者となった重岡兄弟が10月12日、熊本県庁を訪問した。世界一のベルトを携えてのふるさと凱旋だ。
史上初の快挙を知事に報告
10月7日のタイトルマッチで、それぞれWBCとIBF世界ミニマム級の正規チャンピオンとなった兄・重岡優大選手と弟・銀次朗選手。

10月12日、2人そろって熊本県庁を訪れた。大好きなくまモンに出迎えられた優大選手は…。

WBC世界ミニマム級チャンピオン 重岡優大選手:
M-1頑張ってんじゃん!2回戦頑張って。もうすぐだよね、俺ちゃんと見てる。1回戦突破したんだよ

2人は10月7日、それぞれの団体の暫定王者として正規王者と対戦し勝利。そろって王座統一を果たした。

蒲島知事は「お二人の活躍が、熊本の創造的復興を後押ししてくれるものと確信しています」とねぎらった。

兄弟が同じ日に同じ階級で世界のベルトを統一するのはプロボクシング史上初めてのことだ。
「ビッグなことに挑んでいきたい」さらなる夢語る

IBF世界ミニマム級チャンピオン 重岡銀次朗選手:
きのう(熊本市北区の)実家に帰って、母がカレー作ってくれて食べたんですけど、うますぎて幸せでした。世界にはもっと強い選手がたくさんいますし、まだまだやれることはいっぱいあるので、これからも挑戦だと思ってビッグなことに挑んでいきたい

WBC世界ミニマム級チャンピオン 重岡優大選手:
僕たちも始めたころは才能なんてなかったし、思い返すだけでも2回くらいは小学校・中学校のころに、本当にやめたくなったときもあったし、でもそれを乗り越えて今がある。あしたも(練習)やる、きょうもやる、毎日頑張ればきっと報われる。僕はそう思います。きれいごとじゃなくて
熊本での世界タイトルマッチにも期待
将来的な熊本での世界タイトルマッチ開催について問われると…。

WBC世界ミニマム級チャンピオン 重岡優大選手:
すごく楽しみです、それは。絶対実現するように、ですね、会長。頼みます
ワタナベボクシングジム 渡辺均会長:
わかった

WBC世界ミニマム級チャンピオン 重岡優大選手:
ということなので、お楽しみに
(テレビ熊本)