山形・村山地方に住む女性が、SNSで知り合った男などから投資話を持ちかけられ、約5,850万円をだまし取られていたことがわかった。SNSを使った詐欺では、山形県内で過去2番目に多い被害額となる。
出金時に“違約金”と言われ警察に…
被害に遭ったのは、村山地方に住む無職の50代の女性だ。警察によると、この女性は2023年7月ごろ、SNSを通じて投資会社アドバイザーを名乗る男と知り合い、その男や助手を名乗る男などから原油取引の投資話を持ちかけられた。

男らは「ビッグデータの相場に基づき正確に予測すれば利益を得られる」「7日間の利益が元金の30%から50%程度に達する」などとうたっていた。

被害に遭った女性は、指定された銀行口座に11回にわたって現金あわせて約5,850万円を送金した。その後出金しようとした際、男から「違約金が発生する」と言われたため不審に思い警察に相談した。5,850万円の被害額は、SNSを使った詐欺では県内で過去2番目に多い額となる。

県警はこの他にも1,000万円を超える被害のSNS詐欺が複数確認されているとして、注意を呼びかけている。
(さくらんぼテレビ)
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