「マイナビ ツール・ド・九州2023」が10月6日に開幕する。
大会3日目、熊本阿蘇ステージの舞台となる阿蘇地域の盛り上がりを伝える。
大会前に阿蘇地域で自転車イベント
10月6日に開幕を迎える「マイナビ ツール・ド・九州2023」。
国内外から集まった18のチームが、熊本、福岡、大分の3県にそれぞれ設定されたコースを4日間の日程で走り抜ける。
初開催となる今大会に向け、熊本でもこれまでに様々な動きがあった。
参加者:
九州で初めてプロ選手が大規模で走るということで当日も楽しみだが、きょうはプロが走るコースを自分たちも体感して走れるということですごく楽しみ

熊本県内での戦いの舞台となる阿蘇地域では、ASO田園空間博物館が7月から毎月、サイクリングイベントを開催している。
実際のコースの一部などを駆け抜け、大会に向けての機運を高めてきた。

参加者たちは、「選手のすごさもわかるし、(選手が)走るコースと同じところを体験したい」、「今回は景色を眺めながら、プロが走る道と一緒の道を走れて、すごくレースが楽しみになった」と実際のコースを走りレースを楽しみにしていた。

ASO田園空間博物館 サイクルアドバイザー・中尾公一さん:
九州が1つになって盛り上がって、(訪れた人たちに)また来ていただければと思う
ゴミのないきれいなコースでレースを
また9月には、サイクリングと清掃活動を組み合わせた新たなイベントも実施。気持ちよく大会が開催できるよう、参加者たちはトングを片手に、大会のコースでゴミ拾いを行った。

参加者:
山を走るときにゴミが落ちてることが気になって(参加した)海外の選手のレースを目の前で見ることなどないので、すごくワクワクする。みんなにもっと自転車の楽しさが伝わるといいなと思う
大会開催が阿蘇観光の起爆剤に
熊本ステージのスタート地点となる南小国町の高橋周二町長は、この大会が阿蘇観光の振興の起爆剤になるのではと、期待を寄せる。(※高橋周二町長の「高」ははしご高)

南小国町高橋周二町長:
熊本地震、そして令和2年の7月豪雨など色々な自然災害があったが、しっかりと復旧しつつある阿蘇の地をみなさんにご覧いただければ。これ(大会)を契機に世界の人に阿蘇の地を知っていただいて、多くの方々に訪れていただけるような場所になりうるよう、私たちも頑張っていきたいし、期待している

九州、そして熊本の魅力を世界に発信する「マイナビ ツール・ド・九州2023」熊本阿蘇ステージは日曜日の8日だ。
(テレビ熊本)