車の助手席から撮影された映像。
映っているのは歩道を歩く猫。何気ない風景に見えますが…。

投稿者:
興奮しました。びっくりしました。あれなんだ!

投稿者は大興奮!というのも、
実はこの猫…

絶滅危惧種の「イリオモテヤマネコ」なのです。
“絶滅危惧種”イリオモテヤマネコ 日中の貴重な姿
日本の西表島にしか生息していない「イリオモテヤマネコ」。
保護活動をしている環境省・西表自然保護官事務所の石原航自然保護官に映像を見てもらいました。

環境省 西表自然保護官事務所 石原航自然保護官:
尻尾が普通の猫よりは少し太い。

カメラの方をふりむいた瞬間に、おでこから鼻筋にかけて、白いラインがある。

それと目の周りを縁取るように白いラインが入っている。顔つきもイリオモテヤマネコの特徴ですね。

「イリオモテヤマネコ」で間違いないとのことです。
さらに!
環境省 西表自然保護官事務所 石原航自然保護官:
イリオモテヤマネコに遭遇することが、そもそも多くあることではないですし、昼間であれほどの時間撮影できるというのは、あまりない珍しいことだと思います。

イリオモテヤマネコは主に夜行性の動物。日中に撮影したこの映像はとても貴重だということです。

一方、石原さんによると、保護活動を行う上で問題となっているのが「交通事故」。
そのため、島の道路の下には、野生動物が通れるトンネルが約123カ所設置されているといいます。

環境省 西表自然保護官事務所 石原航自然保護官:
運転する時には、安全運転でスピードをいつもより落として、ゆっくり運転していただければなと思います。

(めざまし8 9月27日放送)