アメリカ・ラスベガスに新たなランドマークがオープンする。
イベント会場「スフィア」は、高さおよそ110メートル、横幅が160メートルある世界最大の球体の構造物。

ドームの外側には、およそ120万個のLEDが埋め込まれ、2億5000万色以上に発光でき、地球や月、目玉、バスケットボールなど様々なアニメーションが投影される。

一方、内部には2万席近くある観客席を囲むように、頭上まで広がる円形のディスプレイがあり、大迫力の映像が楽しめるほか、スピーカーが16万個以上ついている。さらに、風が吹き出したり、温度が変わったりする4Dと呼ばれる体感型の仕様となっている。

総工費は23億ドル、日本円でおよそ3400億円。

「スフィア」は9月29日、ロックバンド「U2」のコンサートで本格オープンする。
今後は音楽イベントのほかに、格闘技などスポーツイベントも行われる予定だ。

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国際取材部
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