9月29日に公開される映画『沈黙の艦隊』に出演する俳優の大沢たかお、玉木宏、映画プロデューサーの松橋真三氏が『ボクらの時代』で鼎談。

本物の潜水艦での撮影実現による迫真の映像が、今回の映画の見どころのひとつとなっているが、実は本物の潜水艦での撮影は、大沢のネットワークのおかげで実現したことが明かされた。

大沢たかおが許諾取り スーツ&菓子折りを持ち防衛省へ

撮影にあたり松橋氏が「本物の潜水艦を借りられないか」と話していたら、大沢が「アイデアがあるのでちょっとお待ちください」と言ってくれたといい、その後、大沢が自らのコネクションを生かし、防衛省の関係者に連絡。

すると見事に撮影許可がおり、日本映画で初めて実際の潜水艦での撮影が実現したという。

玉木が「どんなコネクションなんですか」と驚いて尋ねると、大沢は「本当にたまたまというか…全然違う時にそういう(自衛隊や防衛省の)方々と知り合うことがあった」といい、実際に打診する際は、スーツを着て、菓子折りを持って松橋氏と防衛省に行ったことを明かした。

玉木宏、大沢たかお、松橋真三氏
玉木宏、大沢たかお、松橋真三氏
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『沈黙の艦隊』実写化への高い壁

大沢は『沈黙の艦隊』の実写映画化について、「難易度がめちゃめちゃ⾼いですよね。スケールと、ある種、今まで誰も扱いにくかったタブーみたいな、核の問題に真正⾯からいっちゃっているので」と告白。

さらに、実際に企画が動きだしたタイミングで、ロシア軍によるウクライナ侵攻が始まったといい、防衛省から「本当に切られるんじゃないかっていうのはあって、すごくヒヤヒヤしていた」と当時の状況を語った。

(「ボクらの時代」9月24日放送より)

「大沢たかお×玉木宏×松橋真三氏(映画プロデューサー)」

ボクらの時代
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