9月29日に公開される映画『沈黙の艦隊』に出演する俳優の大沢たかお、玉木宏、映画プロデューサーの松橋真三氏が『ボクらの時代』で鼎談。

今の仕事を始めたきっかけについて語った。

大沢&松橋氏「映画は見るものだと思っていた」玉木宏「テレビっ子だった少年時代」

⽟⽊が俳優を志すきっかけは「僕はドラマや歌番組、バラエティーだったりテレビを⾒て過ごしてきて、中学2年ぐらいの時に、⼤沢さんが出られていたドラマ『若者のすべて(1994)』がものすごく好きで。

『東京に出てテレビ出られたらいいな』という夢をなんとなく持った。すぐそれでオーディションを受けて、というのが第一歩でしたね」と大沢出演のドラマを好きになったことが、夢を持つきっかけとなったことを明かした。

その⼤沢は「元々、映画少年だったけど(映画は)見るものだと思っていた。その後、学⽣になった時にたまたまスカウトでファッションモデルになって。ファッションモデルでとりあえずと思っていたけど、それも嫌になって辞めちゃって。

無職の時にファッションモデル時代のマネジャーさんが『何もしていないなら俳優とかやってみるのもあるかもしれないよ』みたいな話をして」と、元々は俳優は志していなく、マネジャーの誘いがきっかけだったことを明かした。

しかし大沢は、俳優を始めたものの「芝居が楽しい」と思ったわけではないといい、「ただ、その作品を⾒た時に1つのドラマになっていて、これすごく⾯⽩いなって。そこから続けてやっているうちに、気が付いたら30年経っていた。

『出てみませんか』と声をかけてもらうのが本当にうれしくて。それになんとか⾃分が応えたいと思っているだけ」と俳優を続けている理由を語った。

玉木宏、大沢たかお、松橋真三氏
玉木宏、大沢たかお、松橋真三氏
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一方、『キングダム』シリーズなど、人気漫画の実写映画化を数多く成功させている映画プロデューサーの松橋氏も大沢と同じく、小さい頃から映画が好きだったといい、「⼤学3年⽣ぐらいの時、映画は見るもので作るものじゃないって思っていたんですけど、岩井俊⼆さんの『Love Letter』を劇場で見た時に『⽇本でもこんな作品、作れるんだ』と思って。

こういうのが作れるんだったら映画の世界で働いてみたいって思って、その⽇に勉強をやめてしまいました」と即行動にうつしたことを明かすと大沢と玉木は「すごい」と感心していた。

(「ボクらの時代」9月24日放送より)

「大沢たかお×玉木宏×松橋真三氏(映画プロデューサー)」

ボクらの時代
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