2023年6月に国際バスケットボール連盟(FIBA)の殿堂入りを果たした功績をたたえ、バスケットボールの元日本女子代表で、現在はWリーグのトヨタ自動車でヘッドコーチを務める山形市出身の大神雄子さんに県から「スポーツ特別賞」が贈られた。
殿堂入りたたえ「県スポーツ特別賞」授与
「県スポーツ特別賞」は、国の内外で活躍した人などに贈られる賞。9月12日午後4時前、県庁にやってきた大神雄子さんを母校の山形一中の女子バスケ部の後輩たちが出迎えた。

山形市出身の大神さんはバスケットボールの元日本女子代表で、2004年のアテネオリンピックでは日本の中心選手として活躍し、2008年には世界最高峰のアメリカのプロリーグでプレー。現在は、Wリーグのトヨタ自動車でヘッドコーチを務めていて、昨シーズン、チームを準優勝に導いた。

こうした長きにわたる活躍がたたえられ、2023年6月、国際バスケットボール連盟の殿堂入りを果たした。殿堂入りは日本人として3人目で、県はこの栄誉をたたえ大神さんにスポーツ特別賞を贈った。

山形市出身・大神雄子さん:
いまは山形を離れてコーチングをしているが、みんなが頑張っている分、私もいまの場所で頑張って、いつか必ず山形に恩返しできれば、自分にとってもそれは喜びに変わる

大神さんは今後、日本代表のヘッドコーチにも挑戦していきたいと意気込みを語っていた。
(さくらんぼテレビ)
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