台湾の航空会社・スターラックス航空の熊本と台北を結ぶ定期便の第1便が、9月1日、熊本空港に到着した。そして、週5往復の体制で運航するとしていたスターラックス航空は、10月29日から定期便を毎日運航すると発表した。
パイロット姿のくまモンも就航を歓迎
9月1日午後、熊本空港に着陸した、台湾のスターラックス航空の熊本 - 台北を結ぶ定期便の第1便。空港の消防車が、歓迎の放水アーチ「ウオーターサルート」で出迎えた。

ターミナルビルでは定期便就航を祝う記念セレモニーが行われ、パイロット姿のくまモンも登場。

スターラックス航空 ザイ・ケンカCEO:
みなさんにご報告があります。10月29日から熊本 - 台北線を週5便から2便増便し、毎日運航することが決定しました
「熊本の可能性を評価してもらった」
スターラックス航空のザイ・ケンカCEOのサプライズ発表に、熊本県の蒲島知事も驚きを隠せない様子だった。

蒲島知事:
なんと決断の早い会社だろうと。私も30分ほど前に毎日運航すると聞いて喜んでいる
計画段階では週3往復の運航だった熊本 - 台北便は、ビジネス需要へのさらなる期待などから、定期便就航前に週5往復への異例の増便が決定。

さらに10月から毎日運航するとしたスターラックス航空について、県の関係者も「スターラックス側に熊本の可能性をさらに評価してもらった」と笑顔を見せていた。
そして、第1便の観光客は到着口で空港関係者の歓迎を受け、さっそく熊本ツアーへと出発していった。
(テレビ熊本)
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